内定獲得!具体的な自己分析のやり方

どうも、くろしばです。

社会人6年目になりOB訪問を受けることがかなり増えました。

学生のためにも色々とアドバイスをしたいのですが、残念ながら迷走してしまっている方が多くいます。 特に、自己分析は必要ですか?という質問をついついしてしまう場合には、残念ながら遠回りしてしまっている可能性が非常に高いです。(実際聞かれることがとても多い・・・)

自己分析は就活生が一番はまってしまいがちな泥沼です。はまってしまったら貴重な時間の多くを費やしてしまう場合もあります。しかし、ちょっとしたコツを知っているだけで時間を費やさずにすむだけではなく、他の就活生との差をつけやすい一番の武器にもなります。

このページでは、迷走せずにすむ自己分析のやり方についてまとめていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

1章 自己分析という言葉の曖昧さ

まず、「自己分析」という言葉の意味について考えてみます。

自己分析という言葉はとても曖昧な言葉です。まさしく「自己」を「分析」するのですが、自己をどのような切り口で分析するのかによって、作業イメージが違います。人によっては過去の経験から嬉しかったことや熱くなれたこと、つまりやりがいを洗い出すでしょうし、人によっては自己のもっている長所を洗い出すでしょう。

これはどちらも正解です。自己分析の目的やゴールは複数あります。

これを知らずに何が正解かわからないと迷走してしまったり、逆にとりあえずやらなくてはいけないという言葉のイメージにとらわれてしまい、目的が意識できなくなってしまいがちです。目的が意識できないため、効果も出にくくなります。
自己分析は必要ですか?の質問からわかるのは、自己分析の目的がもてず、質問している本人も必要性がわかっていない状況だといえます。

MEMO
自己分析= 自己(過去の経験)×  分析(分析の切り口)×  目的

2章 自己分析=目的達成のための手段

自己分析は目的ではありません。自己分析は手段です。自己分析を通じて最終的に何を得たいかを考えてみましょう。自己分析のゴールを持つことで、何を目的としているかを認識することが大事です。

この考え方は非常に重要です。目的が持てずに自己分析をしてみても最終的なゴールがないため、どこに向かってよいかわからず迷走してしまい多くの時間を無駄にしてしまう危険があるからです。

前述したとおり、自己分析は「自己」を「分析」すると書きます。ゴールや目的の設定の数だけ、「分析」の切り口があるんですよ。

3章 「自己」を洗い出す方法

自己分析の対象は「自己」であるため、基本的な進め方は過去の経験を洗い出す作業から始まります。

一般的には「過去の頑張った経験」を洗い出すのですが、私は「自分をとりまく環境」についても洗い出すべきだと思います。過去に自分が置かれていた環境とは、「年の近い兄弟がいる」、「親の仕事の関係で転校が多かった」、等です。短い面接時間の中で面接官に自分を理解してもらうためには、私はストーリー仕立てで話すことが大事だと考えています。ストーリーを考えるにあたっては、過去に自分が置かれていた環境というのはとても説得力がありますので、合わせて考えていきましょう。

大学生時代や高校生時代だけではなく、幼少期の記憶でも構いませんので、何も制限を設けずに洗い出します。ここで注意いただきたいのは、皆さんなんとなくでも掘り起こそうと思っている、これ!といった経験があると思いますが、最初はすぐ浮かぶ経験だけではなく、より多くの経験を書き出してください。

過去頑張った経験の例と過去に自分をとりまく環境の例は以下のようなものがあります。後工程での分析作業をしやすくするために、なるべく具体的に書きましょう。

過去頑張った経験の例
  • 小学校時代に「学級新聞」の作成に熱中。同級生へ聞き取りを実施し周囲の意見を取り入れるように工夫した
  • 中学校時代にサッカー部で県大会出場を目指す。チームの弱点を克服できるよう適宜ミーティングを開いた
  • 高校時代に独学で大学受験に挑戦。効率よく勉強するために独自の勉強法を考えた
  • 大学時代にカフェでアルバイトを行った。客層に応じてコミュニケーションを変え、居心地の良い雰囲気作りを行った

 

自分をとりまく環境の例

  • 幼少期、親の仕事の関係で転勤が多かった。しかし、どこの学校でもすぐに友達を作ることができた
  • 年の近い兄弟がいる。学校も同じだったため、よく比較されて過ごしていた
  • 学費を自分で稼ぐ必要があったため、学業とアルバイトの両立が必要だった

 

4章 「自己」を「分析」する切り口

「自己」の経験の洗い出しが終わったら次は、「分析」をしてみましょう。

目的やゴールを元に分析の切り口を考え、分析を行います。分析を行う中で、過去の経験を更に思い出すことがあると思いますが、その時は洗い出した過去の経験へ追加していきましょう。

分析の例をいくつか挙げてみますので参考にしてみてください。

①受験する企業を決める(ゴール=受験企業の軸を決める)

なんとなく受験する企業を決めてしまうと、運よく入社できても、入社後のギャップに悩み、結局やめてしまう方がいます。この問題を就職活動の段階から解決するために、洗い出した過去の経験から自分が何にモチベーションを感じるか、大事にしている価値観は何かを分析していくことで受験企業の軸を考えます。

アプローチの方法はいくつかありますが、ここでは内発的動機と、就業環境分けて考えてみます。

内発的動機・・・興味や関心を持つことで意欲が沸き、充実感やモチベーションを感じるために自発的に行動を起こす動機のこと

要するに、なににやりがいを感じるのか?を考えることです。内発的動機を考えるためには、過去頑張った経験の中で「その経験を頑張ることができた理由」を掘り下げていきましょう。複数の過去頑張った経験を分析し、共通しているモチベーションの源泉を見つけましょう。

私は試行錯誤しながら何かを遂行し、自分が関わる以上、自分だからこそ出せる結果を出していきたい、という思いがモチベーションにつながっていたため、「個人の裁量が大きい仕事」というのと、「変化の大きい業界」という軸を考えていました。

「個人の裁量が大きい仕事」を軸としていたため営業や企画職、もしくはエンジニアを志望していました。

「変化の大きい業界」を軸としていたため、移り変わりの激しいIT業界や、他業界の変化を読み取り間に入っていく金融業界を志望していました。

 

就業環境・・・年間休日数やモデル年収などの待遇面や転勤の有無、残業時間の多さ、女性は復職にしやすさといった環境面のこと

就業環境からアプローチするのは就職活動のコンサル団体などはあまり言わないかもしれませんね。ただ、ブラック企業といわれる会社も多くあるので、就業環境は重視はしなくとも調べておくことをお勧めします

給料面や残業の多さは特に気にするべきです。激務に耐えかねた金融機関勤務の方が公務員に転職したり、薄給を理由に激務で高級な会社に転職したりと就業環境面でのギャップも多く存在します。

私は、両親の仕事の関係で転校が多い環境で育ちました。どの学校でも楽しく過ごせましたが、もちろん大変な面もありました。子供ができたときに同じ思いをさせたくないので、転勤のない会社を軸の一つに据えていました

注意
面接で「受験企業の軸」を聞かれた際の回答に使用しにくい場合(残業の少なさや給料面など言いにくい内容の場合)は、別の回答を用意しておきましょう。本音と建前の世界ですね。
MEMO

目的=入社後のギャップを埋める

ゴール=受験する企業の軸を決める

分析の切り口=モチベーションの原動力や大事にしている価値観を考える

②学生時代頑張ったことのネタを考える(ゴール=エントリーシートに書くネタの決定)

エントリーシートで必ずと言っていいほど聞かれる「学生時代に頑張ったこと」のネタを考えることを目的とします。ネタさえ決まってしまえば、ひな形を作成しエントリーシートの字数に合わせて提出ができるようになります。過去頑張ったことを分析し、アピールに繋げられるネタを決めることをゴールと設定しましょう。ここでも複数の過去頑張ったことについて、分析していくことが望ましいです。

過去の頑張った経験について、どのようなことを考えて行動していたか(主観)その時の状況(客観)というアプローチで考えてみます。

どのようなことを考えて行動したか

ここでは、以下のような項目を掘り下げて考えていき、分析をしてみましょう。なかなか最初からすべてを埋めるのは難しいと思いますが、その経験を一つのストーリーとして整理できるところまでいけば、どのようなアピールに繋げられるかもすんなり考えられると思います。

  • その経験を頑張ることができた理由
  • その活動を継続できた理由はなにか
  • 活動の中でみつけた課題や問題
  • 課題や問題に対する対応策
  • その対応策を選んだ理由
  • 対応策を推し進める中で難しかったこと
  • 対策した結果どうなったか
  • 経験を通じての気づきや学び

その時の状況

上記の「どのようなことを考えて行動したか」で考えた経験について、その時の状況を整理していきましょう。客観的な状況からアピールできるネタを見つけられます。例えば、以下のような項目で状況を整理してみましょう。

  • 集団の中での活動か、個人での活動か
  • 集団の中での自身の役割や立ち位置
  • 活動にあたって協力者はいたか
  • 活動にあたって反発者はいたか
  • 活動を通して状況に変化はあったか
  • 活動を通して何か評価を得られたか
MEMO

目的=学生時代頑張ったことのネタを考える

ゴール=エントリーシートに書くネタの決定

分析の切り口=過去の経験からアピールに繋げられるネタを考える

③面接で話せるネタを多く作る(ゴール=面接で不意に聞かれる内容にこたえられるようにする)

「受験企業を決める」であったり「学生時代頑張ったことのネタを考える」というのは腰を据えて考えることができます。しかし、面接ではそうではありません。エントリーシートに書いた内容のみを聞いてくれるのであれば良いのですが、一定以上の企業においては、思考の瞬発力を試すような質問がされる場合が多くあります

瞬間的な回答をするためには、即座に過去の経験と結び付けて話すことができるとベストです。「なぜなら」という理由を付加して回答ができるため、非常に説得力のある回答になるからです。

ここまで読み進めていただいた方ならお気づきかもしれませんが、「①受験する企業を決める(ゴール=受験企業の軸を決める)」と「②学生時代頑張ったことのネタを考える(ゴール=エントリーシートに書くネタの決定)」で洗い出していった経験毎にアピールできる内容があるはずです。つまり、過去の経験を様々な観点から考えるのは面接対策のひとつでもあるのです。

MEMO

目的=面接で話せるネタを多く作る

ゴール=面接で不意に聞かれる内容を答えられるようにする

分析の切り口=過去の経験について様々な観点から自己分析を行う

 

まとめ

自己分析はあくまで手段です。そして、1番お伝えしたいのは、何のために自己分析をするのかという「目的」を明確にすることの大切さです。これが出来れば「自己分析は必要ですか?」という質問も出ず、就職活動において迷走することはなくなるので、是非意識してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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