2018年合格!ITコーディネータ試験に受かる勉強方法

どうも、くろしばです。

先日、会社上司のすすめで、2018年春のITコーディネータ試験を受験してきました。なんとか無事合格することが出来ましたが、想像していた以上に難しく。受験中も確実に落ちたな。。と思いながらの受験でした。

ITコーディネータ試験は比較的新しい試験のため、概略は公表されていますが、試験の難易度、的確な勉強方法が調べてもあまり書かれていません。試験中も、「あっこういう問題がでるのか。。」と後悔の連続でした。

特に、業務経験がある方でもITコーディネータ試験の対策をしなければ容赦なく落ちます。(ITコーディネータ試験では、「経験<原則」が優先されますので)

これからITコーディネータ試験を受験する方のために、なかなか調べても出てこない、ITコーディネータ試験の効果的な勉強方法をまとめていきます。

ぜひ、参考にしてみてください。

注意
試験対策から読みたい方は「4章 試験を受験しての感想」から読み進めてくださいね

1章 ITコーディネータ試験

ITコーディネータとは?

2001年に通商産業省(現在の経済産業省)による国家プロジェクトの一環で設けられた資格制度です。

情報産業団体、中小企業診断協会、日本税理士会連合会、日本公認会計士協会などが理事を務めており、IT経営に関するコンサルティングを行う資格になります。公認会計士や中小企業診断士として活躍されている方の中で、IT知識やスキルを有していることをアピールするために取得する方も多いようです。

いまや経営やビジネスにITを活用することは当たり前になってきていますが、依然、IT知識の無い経営者は多く存在します。経営とITのプロフェッショナルとして、橋渡し役を担うITコーディネータは今後、需要が高まっていくことが予想されます。

ITコーディネータは、経営とITの両面に精通したプロフェッショナルです。
経営者の立場に立って「IT経営」をサポートします。

 

ITコーディネータ協会公式HPより 出典:https://www.itc.or.jp/aim/index.html

ITコーディネータになるには

大きくは以下の2つの条件をクリアすることで、ITコーディネータになることができます。

  • ITコーディネータ試験に合格すること
  • ITコーディネータケース研修を受講すること

今回は、ITコーディネータ試験についてまとめていきます。

ITコーディネータ試験の概要

ITコーディネータ試験の概要は以下の通りです。

<試験期間>
・年に2回のタイミング(2月~3月、8月~9月)

<試験場所>
・全国のCBT-Solution社・CBT試験会場

<試験時間>
・120分

<問題数>
・基礎問題:40問
・応用問題:20問
・選択問題:40問(経営系か情報系を事前に選択)
合計 :100問

<出題形式>
・4 つの選択肢から1つを選択する4肢択一問題

<出題範囲>
IT経営推進プロセスガイドライン Ver.3.0(2017年に改訂)
ITコーディネータ実践力ガイドライン Ver.2.1

<合格点>
・私は69点で合格(他のHPでは70点以上と書いていますが多少幅があるようです)

<合格率>
・年によりますがだいたい50%ほど

MEMO
公認会計士や税理士等の資格を持っている方は「専門スキル特別認定試験」という別枠での受験が可能です。試験時間は80分で問題は基礎問題40問と応用問題20問の合計60問の受験になります

2章 保有資格や経験について

まずは、私の保有している資格やIT業界の経験年数等についてお伝えします。

私の業務内容

IT企業に勤めて6年になります。職種は営業をしていますが、特に技術的な知識も深くなければ、コンサル業務を行った経験もありません。そこそこの業界経験はありますが、ITコーディネータに関する業務経験は無いに等しいです。

保有資格

IT系の資格は応用情報処理技術者だけです。なので、ITに関する基礎知識はあるといったかんじですね。(本当はもっと色々と取らなければいけないんですが。。)

3章 私が行った勉強方法

勉強時間

受験日の1ヶ月前から開始し、土日を中心に合計で30時間ほど勉強しました。合格した今思えばここまでやる必要なかったと思います。効果的な勉強方法を知っていれば半分の15時間ほどでも合格出来たのかなぁと思います。

実施した勉強方法

①IT経営推進プロセスガイドライン Ver.3.0 の読み込みを中心に勉強をしました。その中でも、ITコーディネータにおけるプロセスやサイクルの考え方を中心に、全体の流れがわかるように特に意識しました。逆に、公式教材には各プロセスごとに基本原則が書かれていますが、そこはあまり意識していませんでした。全体の流れがわかっていれば合わせて理解できると考えたためです(これが間違いでした。。)

②]ITコーディネータ実践力ガイドライン Ver.2.1はあまり試験に出ないと聞いたので軽く読む程度の勉強でした。

③公式HPが出している問題例についてはくり返し3回ほど解きました。
100問もあれば同じ問題も出るだろ!という思いからですが、これが結果的に功を奏しました。これが無ければ落ちていたと思います。(詳細は次の章を参照ください)

4章 試験を受験しての感想

試験時間の短さと問題数の多さ

1番感じたのは時間の短さと問題数の多さです。120分に対して100問は流石に多すぎます。1問あたりにかけられる時間は1分12秒です。勉強した内容を頑張って思い出している暇もありません。120分間フルに頭を回転させ続け、常に問題を解くスピードを意識する必要があります。

100問のうち選択問題の40問が特に鬼門です。以下は公式が出している問題例ですが、文章問題なので話の前提を理解した上で、回答する必要があります。前提の理解を素早く行う必要があります。

「IT 利活用プロセス/IT 資源調達ステップ」からの見本問題

 

〔見本-15〕 中堅の製造業 A 社は,来年を飛躍の年と位置付け,工場の稼働を予定してお り,稼働に合わせて,生産管理システムの新規開発を計画している。A 社の情報 システム部長から,将来的に開発工数の削減を期待できる,先進的な開発ツール の採用を検討するように指示されたプロジェクトの対応はどれか。

ア.新ツールの寿命・有効性,自社の IT 成熟度,移行性や実現性など効果とリ スクを評価して採用可否を判断する。
イ.新ツールを採用した場合の調達費用と期待される削減工数を金額に換算し, コスト対効果を評価して判断する。 ウ.部長の指示に従い,新ツールを適用して技術の入れ替わりが激しい IT 分野 のノウハウ習得に積極的に取り組む。
エ.プロジェクトの成功を最優先に考え,従来の開発方式を踏襲してシステム開 発に伴う各種のリスクを低減する。

 

出典:https://www.itc.or.jp/authorize/exam/dlfiles/ver20170301.pdf

問題の傾向と種類

試験を受験して感じた問題の種類は以下の通りです。基本原則やプロセスガイドラインに関する問題がやはり多いですが、教材に記載のない問題も数問ほどありました。選択問題40問における「答えが全くわからない問題」は、プロセスガイドラインを読み直しても答えのわからない難問を指しています。

種別体感で区分けした問題の種類
基礎問題:40問基本原則に関する問題:10問
プロセスガイドラインに関する問題:10問
過去問との類似問題:5問
その他の基礎問題:15問
応用問題:20問プロセスガイドラインに関する問題:15問
教材に記載のない問題:5問
選択問題:40問プロセスガイドラインに関する問題:30問
答えが全くわからない問題:10問

5章 ITコーディネータ試験の効果的な勉強方法

対策教材

公式HPでは様々な教材が紹介されていますが、対策教材はIT経営推進プロセスガイドライン Ver.3.0公式HPの問題例のみでよいでしょう。

実施すべき対策

体感で区分けした問題の種類の中で、以下表のとおり赤字箇所が対策可能な問題の種類になります。赤字箇所を合計すると70問になり、ここだけでも正解すると合格ラインと同じ点数になります。

種別体感で区分けした問題の種類
基礎問題:40問基本原則に関する問題:10問
プロセスガイドラインに関する問題:10問
過去問との類似問題:5問
その他の問題:15問
応用問題:20問プロセスガイドラインに関する問題:15問
教材に記載のない問題:5問
選択問題:40問プロセスガイドラインに関する問題:30問
答えが全くわからない問題:10問

①IT経営推進プロセスガイドライン Ver.3.0

全体の流れと、更に基本原則についても意識的に勉強していきましょう。分量も多いので、だらだら勉強していてもどんどん抜けていってしまうので1か月間の短期集中で勉強することをおすすめします。

②公式HPの問題例

類似問題や全く同じ問題がでる場合もありますので、公式HPにのっている問題例は絶対に解くことをおすすめします。

まとめ

ITコーディータ試験は分量も多く難易度も優しいとはいえません。ただ、今後、IT化がさらに進んでいくに伴って需要も増していく魅力的な資格です。

皆さん対策をしっかり立てて合格に向けて勉強を頑張ってください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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